2017年07月15日 18:36更新
妙高市関山神社で江戸時代から続く火祭りが行なわれ、県の無形民俗文化財に指定されている「仮山伏の棒遣い」が披露された。
「仮山伏の棒遣い」は400年以上前、関山神社を戦乱から守ろうと修行僧が身につけた武術。演じるのは6人、地元出身で独身の若い男性に限られる。長刀、太刀、六尺棒を使っ、て22種類の演武を披露した。このあと、同じく県の無形民俗文化財に指定されている柱松行事「松引き」が行なわれた。豊作を願う行事で、木に火をつけて倒したあと、地元の住民などが引っ張った。かつて「仮山伏の棒遣い」の演武をした男性は「ことしは迫力があってよかった。大事にしなければならないお祭りです」と話した。
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