2021年09月27日 17:36更新
東京2020パラリンピック競泳の視覚障害のクラスで、入賞した上越市出身の石浦智美選手が、27日村山市長を訪ね、結果を報告するとともに、ふるさとからの応援に感謝の気持ちを伝えました。
石浦智美選手は、パラリンピックの開会式で着たオフィシャルの白いスーツ姿で市役所に入り、拍手で迎えられました。出迎えた人に対し石浦選手は「多くの市民に応援いただき感謝の気持ちでいっぱいです。」と感謝の気持ちを伝えました。
石浦選手は水泳自由形、視覚障害のクラスに出場し、50mで7位。100mで8位。また、400mリレーでは5位と3種目すべてで入賞を果たしました。
競技中は、母校の北諏訪小学校やマハヤナ幼稚園でパブリックビューイングが行われ、熱いエールがおくられました。
石浦選手は「小学校や幼稚園の子供たちから応援をいただいた。本当にうれしい。今の拠点は東京だが、地元で応援してもらえよった。」と振り返っていました。
3歳から水泳をはじめたという石浦選手は、北京、ロンドン、リオデジャネイロと3大会続けて日本代表に選ばれず、今回の東京大会が初の代表入りでした。
村山市長は、10年以上挑戦した選手の頑張りを通じて、市民に勇気を与えてもらったと称えました。
石浦選手は、次のパリ大会について「パリ大会は3年後。代表選考会は2半後。まず来年のアジア大会をめざす。パリ大会では今回取り忘れたメダルを取れれば」と意欲を見せていました。
石浦選手は、28日に母校の北諏訪小学校とマハヤナ幼稚園を訪れ、応援してくれた子どもたちと会うことになっています。
石浦選手は多くの子どもたちに対し「夢に向かって努力し続ければかなえられる。私一人だけの力だけでなく多くに人の支えがあっての結果。夢に向かって頑張ってほしい」とメッセージを送っていました。
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