2021年06月29日 15:44更新
今週末、7月3日(土)から上越市のユートピアくびき希望館ではじまる、新型コロナウイルスワクチンの職域接種の申請が、当初見込みの2割以下と大幅に少ないことがわかりました。このままではワクチン供給のバランスが崩れて、集団接種の終了予定が9月末より後にずれこむ可能性があります。
県がユートピアくびき希望館に設置する大規模接種センターでは、おおむね20人以上の企業・団体の従業員と18歳以上の家族を対象とした職域接種が今週末7月3日から行われます。
市によりますと、きのう28日現在の申請は、89団体からの5125人分です。これは当初見込んでいた3万5200人分の15%ほどに過ぎません。
市では、職域接種で使うワクチンはモデルナ製、集団接種では対象を3万2000人と見込んで、ファイザー製を使う計画でした。しかし、職域接種の対象者が少ないと、その分、集団接種が増えることになり、ワクチンの供給状況によっては、9月末としていた終了予定がずれこむ可能性が出てきました。
このため、市ではあす30日としていた職域接種への申請締め切りを当面延ばし、大規模センターでの職域接種の検討を呼び掛けています。
なお、上越市の集団接種は、はじめに16歳から22歳を対象に来月10日、17日、22日に行われます。10日接種分の会場と時間の案内は7月2日に発送されます。さらに23歳から64歳の集団接種は7月24日から順次はじまります
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