2021年05月20日 14:21更新
県立中央病院は20日、職員が患者の診断書を誤って別の患者に渡し、個人情報が漏えいしたと発表しました。
病院によりますと今月14日、中央病院を受診した患者から診断書の作成依頼を受けた際、医師が誤って別の患者の診断書を作成し、医師事務作業補助者(医療クラーク)が名前などを十分に確認せずに診断書を封筒に入れて、看護師に手渡したということです。看護師も患者の名前の確認が不十分なまま、その診断書を依頼があった患者に渡したということです。
その後、患者が診断書を勤務先に提出したところ、名前が間違っていると連絡あり、誤交付が判明しました。診断書には患者の住所、名前、生年月日、病名、入院期間が記されていました。
病院は18日に患者に謝罪するとともに、診断書を回収。翌日に情報が漏えいした患者に謝罪したということです。
病院では再発防止のため、患者に渡す書類の内容確認と、患者番号と名前による確認を徹底するとしています。
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