2021年05月12日 14:15更新
妙高市立妙高高原北小学校の児童が12日、田植えに向けて鍬を使った田起こしで汗をかきました。
妙高高原北小学校では毎年、5年生がコメ作りに取り組んでいます。この日は、田植えのまえに欠かせない田起こしです。5年生11人が昔ながらの三本鍬を手に持ち、土を掘り起こしました。
田んぼはおよそ3アール、冬の雪で固まったままです。児童は力いっぱい鍬を振りおろし、中には手にマメができる子も。
児童は「鍬が重たくて腕と腰が痛いが、初めての経験だから楽しい」「耕したところはふわふわになった。いっぱい耕したな~と思う」などと話していました。
コメ作りを指導するのは、地元の農家 石曽根克芳さんです。石曽根さんは「大変だが、子どもと活動できるのは楽しい。みんな最初は頑張るが段々遊び始める。それも子供らしくていいのでは」「農家の苦労を知って、作物を大切にする気持ちを持ってほしい」と話していました。
児童はこの後、代掻き、田植えに取組み、秋の稲刈りまで世話をするということです。
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