2021年02月27日 15:35更新
2月25日(木)、佐渡汽船の尾﨑社長らが佐渡市長のもとを訪れ、2月18日(木)に発生したジェットフォイル「つばさ」の漂流や、それに伴う高速カーフェリー「あかね」の到着遅れについて、陳謝するとともに詳細を報告しました。
18日午後4時20分、新潟発のジェットフォイル「つばさ」が航行中に、大型海洋生物の肉片を吸い込み航行不能となり、新潟海上保安部の巡視船で曳航され、予定より8時間46分遅れで着岸しました。
また、当初曳航を試みていた高速カーフェリー「あかね」も2時間50分遅れで着岸しました。
佐渡汽船は20日に事故調査委員会を開き、25日に大株主である佐渡市のもとを訪れ、事故の経過を報告しました。
尾﨑社長は、「つばさに乗船されていたお客様ならびに家族関係者様には、不安と心配をかけてしまったということに関して、非常に申し訳なく思っています。また、あかねも2時間50分遅れで着船しましたが、乗客の方にはご理解、ご協力いただき大変感謝している次第です」と話しました。
渡辺竜五市長は、「ジェットフォイルのこのような事故はレアなケースだと思っています。今回はうねりがある中での作業というところが大変だったんだなということが分かったので、しっかり検証して今後同じような事があっても、お客様ができるだけ負担にならないというように佐渡汽船と話しあった」と答えました。
佐渡汽船は、今後事故調査委員でまとめたものを検証し、再発防止策や利用客への対応について、佐渡市に報告するとしています。
佐渡テレビジョン
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