2021年02月23日 10:48更新
保倉川の治水対策として国が進めている放水路のルート案について、高田河川国道事務所では市民からの意見募集を22日から始めました。意見は高田河川国道事務所のホームページをはじめ、郵送、FAX、メールで送ることができます。募集期間は3月28日まで。
ルート案は2つあり、いずれも幅は200メートルです。図にある緑の「Aルート」は、頸城区下三分一から県営ほ場の水田を通り、夷浜と西ヶ窪浜の間を通るもので延長3.6キロあります。赤の「Bルート」は、下三分一から県営南部産業団地の東側に沿って、夷浜と遊光寺浜の間を通り、上越火力発電所近くまでの延長3キロです。
■各ルートの主な特徴
「Aルート」
・農地の分断が生じる
・周辺よりも低地で、地盤も傾斜
・内水被害の軽減効果はほかの案より劣る
・鉄塔の移設が必要
「Bルート」
・農地への影響は小さい
・内水被害の軽減効果が大きい
・河川延長が最も短い
高田河川国道事務所の資料を抜粋
関川流域委員会では「Bルート」が優位と判断しています。高田河川国道事務所では委員会での意見を踏まえ、市民からの意見を募集しています。期間は3月28日まで。意見は高田河川国道事務所のホームページにある専用フォームをはじめ、高田河川国道事務所宛の郵送、FAX、メールで送ることができます。詳しくは高田河川国道事務所のホームページをご覧ください。
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