2021年02月19日 15:47更新
上越野菜のばななカボチャを使ったオリジナルのタルトとプリンを、上越市立春日新田小学校の5年生が19日、JAえちご上越のあるるんの杜で販売しました。用意した200個は、わずか1時間足らずで完売しました。
上越野菜のばななカボチャを使ったタルトとプリンには、角切りにしたばななカボチャが皮ごと入っています。歯ごたえのある皮とやわらかい実。甘さは控えめにして、カボチャ本来の味を楽しむことができます。
スイーツのレシピは、春日新田小学校の5年生66人が、上越野菜の魅力を知ってもらおうと考えました。それを児童が、JAえちご上越に提案して商品化され、販売されました。事前に試食した児童は「タルトは濃厚。カボチャの食感が良い」「おいしくて ほっぺがとろけそう」と満足げ。
タルトとプリンは、この日だけの限定販売です。児童は自分たちで作ったチラシや旗を店内に飾り付けたり、プラカードを持ったりして来店客にPRしました。
スイーツはそれぞれ100個ずつ用意されましたが、思わぬ売れ行きで急きょ個数制限が設けられることに。それでも、わずか1時間足らずで完売しました。
買い物客は「(隣の)あるるん畑に来たら、小学生に連れられて」「ばななカボチャはあまり使わないので楽しみ」「アレンジが素晴らしい」と話していました。児童は「まさかこんなに早く売れるとは」「上越野菜はケーキにも料理にもできる万能な野菜。月に1回でも夕食に出してもらえるとうれしい」と、上越野菜の普及に期待していました。寺島元子教諭は「ふるさとを大切に思う気持ちを心の中に育て、自分たちがふるさとのために何ができるかという視点で学んでほしい」と、児童の成長を願いました。
児童はレシピ開発のほかにも上越野菜の魅力を伝える動画を制作し、JCVで放送してきました。きょうはその学習の集大成となりました。
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