2021年02月24日 11:16更新
トキの生息環境の保全と観光客向けのトキ解説ガイドに取り組んでいる佐渡市立行谷小学校の6年生が、下級生にガイド活動を引き継ぎました。
18日に開かれた「トキこれだけは知ってほしい集会」では、6年生9人が下級生の前でそれぞれがトキの解説をし、クイズや新しい情報を盛り込み工夫しながらガイドの手本を見せました。
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、トキの森公園での観光客向けガイドは実施できず、修学旅行生との交流の場のみで解説をおこないました。この日は、6年生にとって小学校生活最後のトキの解説となり、下級生の前で学習の成果を堂々と披露しました。
そして集会の最後には、6年生から下級生に向けて解説員活動にかける思いや、上手にガイドをおこなうためのアドバイスが伝えられました。
解説を披露した6年生は「下級生がしっかり聞いてくれたので良かった」「コミュニケーションをとりながら解説していってほしい」と下級生の活動に期待を寄せていました。
学校の伝統を受け継いだ下級生は、これからどのようにトキガイドに取り組んでいくのか、改めて考えるきっかけになりました。アドバイスを聞いた5年生は「トキについても、たくさん話を聞いて、伝えていきたい」と来年度の活動へ意欲をみせました。
長年受け継がれてきた行谷小学校のトキ解説員活動。来年度は5月にスタートする予定です。
また、今年度はガイド活動がほとんど行えなかったことから「トキのことをもっとたくさんの人に知ってほしい」と行谷小5、6年生がトキ解説の動画を制作しました。動画はYouTubeで見ることができます。
トキ解説2021 ~「日本一のトキの学校」行谷小学校~
佐渡テレビジョン
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