2021年01月15日 15:00更新

大雪ですべての区間で運休していた、えちごときめき鉄道の妙高はねうまラインが15日から運転を再開しました。上り下りとも1日3本の暫定ダイヤですが、利用者からは安どの声が聞かれました。

午後１時前の上越妙高駅。運行再開後、直江津発の最初の列車がホームに入ってきました。乗客からは、「防災無線で再開を知った。来るときは歩き。電車が使え助かる」「実家の雪掘りにいく。助かる。トキ鉄はなくてはならない。なくなるとホントに困る。何とか頑張って」といった声が聞かれました。

 15日に運行されたのは、妙高はねうまラインで上り下りともに午後からの3本のみです。日本海ヒスイラインは除雪が間に合わず、この日も終日運休でした。

上越妙高駅加藤直樹駅長は「通勤時間帯に間に合わなかったが、大学共通テストまえに運転再開できてよかった」と話していた。

妙高はねうまラインは、16日（土）から直江津駅₋妙高高原駅間で上下線とも始発から通常ダイヤの運行になります。なお、午前7時17分の新井発 新潟行きの「特急しらゆき」は運休です。

日本海ひすいラインは、早朝の糸魚川発金沢行き以外、始発から通常ダイヤで運転します。

加藤直樹駅長は「まだ冬が続く。迷惑かけないよう業務に励むので今後ともよろしくお願いします」と理解をもとめています。