2020年12月09日 15:59更新
上越市立有田小学校の1年生が2か月間飼育してきたヒツジを農場へ返すことになり、9日にお別れ会を開いた。
1年生が飼育していたのは、上越市にある白倉農場から借りた子ヒツジ2頭。児童は、オスをピーくん、メスをスーちゃんと名付けて、9月から2か月間、世話してきた。エサやりや小屋の掃除だけでなく、古いイスや机を使ってヒツジの遊び場を作った。
児童が作った遊び場
これから雪が降る季節になると、飼育がむずかしいため、白倉農場へ返すことになった。
お別れ会では、最後のエサやりのほか、児童が詩を書いた歌を贈った。歌詞には「もっと一緒に遊びたかった」「いっぱい食べてね」「元気でねさよなら」など児童の気持ちが盛り込まれた。
最後は、児童全員でトラックまで花道を作り送り出すが、なかなかヒツジがトラックに乗らないなどのハプニングもあった。ヒツジを乗せてトラックが出発すると、トラックが角を曲がって見えなくなるまで全員で手を振って別れを惜しんだ。
児童は「はなればなれになるのが悲しい。ヒツジと一緒に過ごせたことが一番の思い出。」「お母さんと一緒に元気に育ってほしい」と話していた。
有田小では命の大切さを学ぶために毎年動物を飼育しているが、ヒツジは今年が初めてだったということ。
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