2020年12月02日 17:56更新
キューピットバレイスキー場で、2日、動かなくなったリフトから乗客をおろす救助訓練が行われた。
訓練は、機械の故障でリフトが止まり、乗客が取り残された想定で行われた。スキー場のスタッフに東頸消防署の救助隊員を加えたあわせて30人が参加した。
救助機材の使い方や手順を確認したあと、救助チームが、リフトのロープに、フック付きのポールをひっかけ、乗客に救助ベルトを渡した。そのあと、ロープで乗客を降ろしていった。
スタッフによると、慣れている作業であっても、高さ10メートルから降りるのは簡単ではないという。
参加スタッフは「イスから前に出るところがとても怖い。。客を安心させるていねいな声掛けが必要と思った。」「救助するときは客が不安にならないよう落ち着いてあせらず対応したい」と話していた。
キューピットバレイスキー場は、今シーズンから指定管理者が「スマイルリゾート」に変わった。安全対策は、これまで通り、万全の体制で臨むという。
スマイルリゾート若井由和索道マネージャーは「会社は新しくなったが、リフトの整備、ゲレンデ管理進めてきた。万一の時も安心してもらえるよう訓練した。安心して遊びに来てください」とPRしていた。
キューピットバレイスキー場は、今月18日にプレオープン。19日にグランドオープンする予定。
スキー場は、リフトの準備も整い、あとは雪を待つばかりだという。なお、リニューアル工事が進められていたとなりの「ゆきだるま温泉久比岐野」も13日にオープンする予定。
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