2020年10月13日 16:58更新
働いていない女性や高齢者に、介護や警備などの仕事をバーチャル体験してもらうイベントが、13日にイオン上越店で行われた。
このイベントは、仕事をもたない女性と高齢者の就職を後押ししようと県が企画した。あわせて、人手不足に悩む企業の働き手確保という狙いもある。
VRゴーグルを使った仮想体験ができる仕事は、介護士、保育士、看護師、警備員、建設作業員の5種類。これらは県内で人材不足の業種といわれている。
参加者は興味のある仕事を選び、VRで仕事の様子や具体的な作業を体験した。体験した80代の男性は「VR体験は初めてだったが、働いている人の様子がわかって参考になった」と話していた。
人材育成支援会社 エムエスオフィスの八木由莉子さんは「病気や育児、介護等で働くことを諦めている人に、少しでも働くことに目を向けてもらいたい」と話していた。
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