2017年05月21日 17:55更新
上越市の多くの小学校で20日、21日と運動会が行われた。このうち来年4月に統合する上越市立小猿屋小学校では、地域住民も参加して最後の体育大会を盛り上げました。
小猿屋小学校の児童は来年の4月から、新しくできる有田小学校に通うことになっていて、小猿屋小学校の名前で行う体育大会は今回が最後。
児童数が減るなか、昭和50年代より地域も一緒になってもりあげようと、校区の住民も一緒に参加するのが恒例となっていた。39回目の体育大会は「最後は笑顔で 小猿屋サンキュー!」がスローガン。きょうは全校児童72人と地域住民が一緒になって汗をかき、思い出を作った。
20以上種目があるうち、半数近くが保護者や地域住民も参加でき、ゆかりのある人や住民も一緒になって楽しんでいた。
なかには、最後と聞いて駆け付けた人の姿も。「地域が一緒になって盛り立ててきた行事だったので、最後になると、やっぱりさびしい」と話し、児童の元気な様子を目に焼き付けていた。
また児童も、さみしさを感じながらも「全力をつくしたい」と応援に声を張り上げていた。
体育大会の途中には、児童と保護者、地域住民が集まって記念撮影も行われた。小猿屋小学校の梅澤崇校長は「ありがとうと言う気持ちを込めたスローガンのもと、思い出をたくさん作ってほしい」と話していた。
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