2017年05月20日 17:17更新
上越建具組合連合会が保育園の建具などを無償で修繕するボランティア活動を
20日上越市立和田保育園などで行った。
この活動は4月10日が語呂合わせで「良い(4)戸(10)の日」に定められていることから
建具について知ってもらおうと全国の建具組合連合会が毎年開いている。
上越建具組合連合会では年度初めの4月を避け、1カ月遅れの5月中旬に活動している。
平成11年から始め、これまでに上越市内の保育園26カ所に出向きボランティアで建具や遊具などの
修繕をしてきた。
この日は会員7人が和田保育園と春日保育園に分かれ作業した。
このうち和田保育園は建物ができてからおよそ40年が経っていることもあり老朽化が進んでいる。
会員は保育園から依頼があったシンクの扉の取り換えや屋外にある洗濯機置き場の囲いの修繕などの作業に取り掛かった。
また、ホールにある滑り台の手すりがゆるくなっていたためL字型の金具を取り付ける補強作業も行なわれた。
和田保育園の船木美栄子園長は「子どもたちの安全が第一なので細かいところまで直してもらって助かる」と話した。
上越建具組合連合会の内山茂会長は「建具について知ってもらう良い機会なので、これからも活動を続けていきたい。子供たちに喜んでもらえればうれしい」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.