2020年07月28日 18:39更新

去年の謙信公祭で好評だった上越市立春日中学校のオリジナル手ぬぐいの今年のデザインが決まった。新型コロナ対策で祭は大幅に縮小されるが、オンラインクイズやスタンプラリーに参加すると抽選でこの手ぬぐいがプレゼントされる。 

今年のデザインは謙信公祭の回数を表す「95」を真ん中に置き、まわりには上越の四季をあらわすイラストがあしらわれている。デザインは全校生徒に行ったアンケートをもとに、美術部の2年生11人が手がけた。金子美羽さんは「今年は謙信公祭が縮小したがこれからも続けていくことが大事。だから95の数字をリボンにして未来につなげていくイメージを演出した」と話している。

この取り組みは祭の協賛会が春日中の生徒に祭に関わってもらおうと3年前から依頼している。はじめはポスターやうちわだったが、去年から手ぬぐいになった。27日は美術部のメンバーが配色を話し合って、白地に紫がかった赤、パープリッシュレッドを使うことを決めた。

この後は協賛会がデザインにもとづき、手ぬぐい1,000枚を作製。手ぬぐいの使い道は今年、祭の催しがほとんど中止となったため、8月1日から16日まで実施される、オンライン上で行われる謙信公クイズの全問正解者と春日山城跡周辺のスタンプラリーを全部こなした人の中から、それぞれ抽選で200人ずつにプレゼントされる。そのほかは春日中の生徒や町内会などに配られる。クイズとスタンプラリーについては、8月1日以降に更新される上越観光Naviの謙信公祭特設ページでご確認を。