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上越地域の建造物3件 国の登録有形文化財へ答申

2020年07月17日 17:01更新

上越市の浄福寺本堂など、上越市と妙高市の3件の建造物が国の登録有形文化財に登録される見通しとなった。

国の文化審議会が17日に開かれ、県内15件の建造物を登録有形文化財に登録するよう答申が出される。このうち上越地域からは上越市柿崎区の浄福寺本堂、妙高市坂口新田の大田切橋梁、妙高市田口の新日本電工株式会社妙高工場の赤煉瓦建屋の3件。

答申後に行われる官報告示をもって正式登録となる。登録されると新潟県の登録有形文化財(建造物)は521件になる。


浄福寺本堂
■建築年代:昭和2年
■所在地:上越市柿崎区柿崎字諏訪町6654-1
明治の大火後に防災対策を意識して建てられた鉄筋コンクリート造の真宗本堂。和風の洗練された雰囲気とコンクリートによる重厚感を兼ね備えた独特の外観と優美な内観をもつ。新潟県浄福寺_本堂_①-_1西側正面.jpg30

撮影者:山崎昭広

新潟県浄福寺_本堂_①-_6玄関より外陣・内陣.jpg30撮影者:山崎昭広


大田切橋梁
■建築年代:明治20年
■所在地:妙高市大字坂口新田字坂ガケ657-1~大字二俣字東熊堂435-5
大田切の深い谷部を横断する鉄道橋。アーチや側壁などは、特殊な煉瓦の積み方で、底部には半円形状の溝がある精緻な構造体。工事監督は内閣鉄道局の本間英一郎で、鉄道創業時代の国の技術水準を示す。

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写真提供:妙高市教育委員会

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写真提供:妙高市教育委員会


新日本電工株式会社妙高工場赤煉瓦建屋
■建築年代:大正7年
■所在地:妙高市大字田口字南258-4
妙高高原駅近くの敷地に建つ煉瓦造平屋建一部二階建の元カーバイト工場。梁間9.6m、桁行33mの長方形であり、正面の妻壁に東京電化工業時代の社章を付ける。関川水系の電源開発に伴う電気化学工業の歴史を物語る貴重な遺構。

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写真提供:妙高市教育委員会

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写真提供:妙高市教育委員会

 

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