2020年07月10日 14:00更新
若い人がせっかく入社したのに辞めてしまう…そうならないために先輩や上司はどうしたらよいかをテーマに、上越市内の企業の中堅社員を対象にした研修会が10日に開かれた。研修会は若手社員の早期離職を防ぐノウハウを学んでもらおうと上越市が開いた。
参加したのは市内の建設業や製造業などの中堅社員17人。講師を務めたのはビジネスのコミュニケーションやマナーにくわしい近藤美和さん。受講者は日々の業務を振り返りながら、中堅社員は若手に対してどのような役割があるかなどを学んだ。
近藤さんは「現在の中堅社員はかつて怒られながら仕事を覚えてきたが、今の若い人は丁寧に指導してもらうことを期待している。その違いが指導するうえで難しいと思う。コミュニケーションの大切さに気付いてもらうきっかけになる研修にしたい」と話していた。
研修会は来週も行われる。
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