2020年07月07日 06:00更新
JR上越妙高駅の東口に、タクシーやバスを待つためのラウンジが完成し6日、プレオープンした。駅周辺では初めての施設。
ラウンジはJR上越妙高駅の東口に完成した。アイエムタクシーがタクシーだけでなく、バスや駅を利用する人のために建てた。建物は木造平屋建て、広さは約90㎡。建材には県内産のスギを使って、デザインはえちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」をデザインした川西康之さんが手がけた。
開放感が出るよう建物の正面は全面ガラス張りの窓になっている。施設内にはソファ席やイス席などが10席ほど、授乳室や畳のキッズスペースもある。キッズスペースは、ウイルス対策のため、ビニールのシートで区切ることができる。その他、携帯電話などを充電できるコンセントが4口あり、無料のWi-Fiも完備されている。
アイエムタクシーでは、利用者が待つ間の時間を楽しくしようとつくった。坂原悟専務取締役は「このラウンジで、ゆっくりワクワクするような時間をお客様に提供できれば」と話す。
ラウンジにはスタッフが1人常駐し、観光案内を務める。30か国以上を翻訳できるアプリを用意し、外国人観光客にも対応できる。
アイエムタクシーのラウンジは6日から8日までの3日間はプレオープンとなっている。本オープンは来週中となっていて、時間は午前9時から午後5時まで、日曜は定休の予定。坂原専務取締役は「ラウンジを有意義に利用していただければ、旅の出発点として大きな存在になっていくと思う」と話した。
なお、アイエムタクシーでは今後、コーヒーなどの飲み物も出せるように検討しているということ。
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