2020年06月07日 02:36更新

上越市桑取地区にある古民家カフェ「平左衛門」が5日から今季の営業を始め、オープンを待ちわびた多くの人が市内外から訪れていたた。 

平左衛門カフェは桑取谷の横畑集落にあり、築170年の古民家を地元住民や学生たちが協力し10年かけて改修した。店内は改修前からあるけやき柱や梁を残しつつ趣のある雰囲気に仕上がっている。

オープン初日の5日は地元住民をはじめ、県内から多くの人たちが訪れていた。新潟市から来た女性は「田んぼや古民家などがある風景が好きで、日常を忘れてリフレッシュできる。」と話した。

スタッフの松川菜々子さんは「本当なら4月にオープンするはずだった。2か月待ってようやくオープンできた。しかも沢山の人に来てくださって嬉しく思う」と笑顔で話した。

横畑では集落から2km離れた山腹から天然の湧き水をひいている。カフェではこの湧き水を使った珈琲やかき氷をはじめ、地元野菜を使ったカレーなどが人気。

集落で作ったはさがけ米と味噌を使ったおにぎり

松川さんは「なるべく地域の食材を使っている。今年は麹を使った甘酒やイチゴを使ったサイダーなども用意しているので、沢山の人に召し上がってほしい。」と語っていた。

平左衛門カフェの今季の営業は11月までを予定している。営業日は金曜、土曜、日曜と祝日で時間は午前11時から午後4時まで。平日利用を希望の場合は団体5名から受け付けている。お問い合わせは平左衛門カフェまで。電話080-6558-1728