2020年04月03日 04:03更新

高田城址公園観桜会にあわせて、観光客に上越の食を楽しんでもらおうと市内の飲食店や土産店を紹介するパンフレットが完成した。

パンフレットは上越食品衛生協会が作成。1日から始まった高田城址公園観桜会は、新型コロナウイルスの影響で物産展と露店の開設がない。そのため、観光客にパンフレットを見てもらい、市内の飲食店や土産店を利用してもらおうというねらいがある。パンフレットには81店舗の場所や電話番号が載っている。また、各店舗のQRコードをスマートフォンで読み込めば、店の場所が表示されるようになっている。

この他、新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、衛生的な手洗い方法を確認できるQRコードも掲載されている。上越食品衛生協会高田支部の長谷川好一支部長は「宴会宿泊をやっている店は大打撃を受けている。飲食店は苦しいと思うので、少しでも観光客に来てもらえれば」と話した。

パンフレットは全部で1万部。観桜会本部の他、上越商工会議所や水族博物館うみがたりなどで配布されている。