2020年04月01日 15:34更新
きょう1日から新年度が始まった。上越市と妙高市では、新しく採用された職員などに辞令が交付された。
上越市で辞令が交付されたのは、新採用の36人を含む73人。ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、出席者は全員マスクを着け、会場の入り口は換気のため開けられたままだった。
交付に続き、新採用の職員を代表して長谷川葵さんが決意を述べた。長谷川さんは「市長より辞令を頂き身の引き締まる思い。市民に信頼される職員となれるよう、上越市がすこやかなまちとなるよう、常に責任感と自らの考えをもって励みたい」と話した。
村山市長は「人口減少、少子高齢化が同時にやってくる経験したことのない時代。さらに新型コロナウイルスの感染症で難局を迎えている。忘れることができない年のスタートになる」と話し、ともに上越市の将来のために頑張りましょうと呼びかけた。
福祉課に配属された長谷川さんは「まちの人たちを元気づけたい、上越市が好きという気持ちが、職員を目指すきっかけになった。福祉の勉強をして心に寄り添える職員を目指したい」と意気込みを語った。
この日は部長級の職員14人にも辞令が交付された。村山市長は「行政の多様な課題解決には、企画・調整・政策立案が必要。市民のニーズに合った行政ができるか問われている」と激励した。
一方、妙高市でも新しく採用された職員に入村市長から辞令が交付された。採用されたのは新卒者6人を含む11人。その内、地元出身者は7人。
式では新職員を代表して笹川良太さんが「配属先での仕事を早く覚え、新職員として市民に貢献できるよう努力していく」と決意を述べた。
入村市長は新職員に対し「元気であること、健康であること、感謝をすることの3つを守って、みなさんの頑張りが市の未来につながる」と激励した。
生涯学習課に配属する岡寺莉子さんは「市長の話を聞いて身が引き締まった。地域の方々をはじめ家族や学校の同級生に色々と助けてもらった。恩を返せるよう一歩一歩着実に成長していきたい」と目標を語った。 市民税務課に配属される峯村孟瑠さんは「高校を卒業したばかりなので、気持ちを新たに周りを明るくできるよう頑張りたい」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.