2020年01月30日 14:10更新
小・中学生に郷土の歴史を教えるときに役立つ教師向けの参考書がこのほど、完成した。
「教師として理解しておきたい上越の歴史と風土」
原始時代から現代まで、上越地域の歴史を130ページにわたり紹介している。県社会科教育研究会がこれまでにあった副読本をベースに、より分かりやすく、新しい研究成果を盛り込んで2年がかりで編集した。この参考書を使うことで、地域学習をより深め、将来のふるさとづくりに力を発揮する児童生徒を育てて欲しいという願いが込められている。県社会科教育研究会の武石勉会長は「研究を通して若手教師の育成をはかってきた。上越の歴史や風土を掘り下げ、教師に理解してほしいと参考書を作成した」と話す。
29日は、研究会の武石勉会長が上越市教育委員会の野澤朗教育長に完成した参考書を贈呈した。
300冊発行されすでに上越地区3市の小・中学校、特別支援学校など112校に配布された。また、一般向けに高田図書館や、公文書センターにも配布されている。野澤教育長は「市民にも手にしてもらい、上越市の散策に活かしてほしい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2020年1月30日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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