2020年01月29日 14:56更新
マーチングの楽器とリーダーシップを下級生に引き継ぐ移杖式が29日、上越市立大手町小学校で行われた。
大手町小学校のマーチングは、6年生全員55人が運動会や上越まつりなどでの活動をリードしてきた。この日は、在校生や保護者の前で最後の演奏となった。
このあと指揮者・小山璃々子さんが塚田賢校長を通じて、5年生の岡田麻佑さんにメジャーバトンを渡した。続いて5年生が6年生の楽器と帽子を引き継ぎ、単独では初めてとなるマーチングを披露した。5年生はこの日のために12月から練習を重ねてきた。
塚田校長は5年生に向かって「最高学年としての第一歩を踏み出しました。これからもたくさん練習に励み、伝統をつないでください」とエールを送った。
式の最後は、6年生が5年生のつくるトンネルをくぐって退場した。中には感極まって涙を流す子も。
移杖式を終えて岡田さんは「緊張すると思ったが平常心で出来た。これからがすごく楽しみで、今の6年生に負けないような演奏ができるようにがんばります」と意気込んだ。
また小山さんは式が終わったあと涙ながらにメンバーに感謝を伝えた。「最初はこのメンバーでもうできないと思うと寂しかったが、5年生の演奏を聞いて素晴らしくて安心した。伝統を守り心を一つに頑張ってほしい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2020年1月29日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 1月29日 19:00~2月4日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.