2020年01月26日 03:46更新
学校でのスキー授業はどうすすめたらよいかをテーマにした講習会がきょう24日、妙高市で開かれた。
講習会は、県学校スキー研究会が主催したもので、県内の小・中学校から教員など約30人が参加した。
24日は、上越市立中郷小学校で行われているクロスカントリースキー授業の様子が紹介された。中郷小学校は、去年の信越スキー大会で男子リレー優勝など実績をあげた。その一方で、5・6年生を対象にしたアンケートでは、クロスカントリースキーに否定的な回答をした児童が半数を上回ったということ。
中郷小学校の樋口洋一教諭は「授業の様子から、半数はスキーが好きだと思っていた。問題は技術指導にかたよった授業や課外活動があるのではないか」と説明した。
現在、中郷小学校では、校内にそりのスペースを作り、雪遊びの楽しさを感じてもらうなどの工夫をしている。樋口教諭は「なかにはスキーが得意でない子どももいるので、工夫して授業に取り組みたい」と話した。
また、スキー研究会の山之内方史会長は「スキーは大事な新潟県の体育授業のひとつ。先生自身も楽しい、頑張るんだと思えるようにしていきたい」と訴えた。
参加者はこのあと、実技講習を受けたということ。
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