2019年10月03日 12:12更新
冬に入ると灯油などが川に流れ出る事故が増えることから、関川で水質事故に備えた訓練が2日に行われた。
訓練には、高田河川国道事務所をはじめ、警察署や消防署など17の団体から55人が参加した。上越市大道福田にある謙信公大橋近くの金子川から油が流出した想定。
講師をつとめたのは、NPO法人自然エネルギー環境協会の伊藤京子さん。
伊藤さんは、オイルフェンスの設置や土のうを使った隙間からの流出防止など具体的なノウハウを紹介した。
参加者は「災害時にベストな対応ができるように頑張っていきたい」と話した。
高田河川国道事務所によると、過去4年間に起きた関川と姫川の流出事故は24件だった。その内の4割が灯油で、原因は住宅に置かれているタンクの栓の閉め忘れや劣化だった。
高田河川国道事務所の田中潤一郎さんは「灯油が川に流れると事故になる。灯油の取り扱いには今一度注意をしてほしい」 と呼び掛けた。
高田河川国道事務所では今月10日、情報伝達訓練を行う予定。
※ご覧の記事の内容は2019年10月3日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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