2019年10月01日 11:19更新

先生、お久しぶりです！

上越市出身で発酵学の権威、坂口謹一郎博士の孫弟子にあたる東京大学名誉教授、別府輝彦さんが30日、上越市頸城区にある坂口記念館を訪ね恩師の足跡にふれた。

坂口記念館を訪ねたのは東京大学名誉教授、別府輝彦さんとその門下生など46人。一行は29日に上越市で開かれた「発酵学フォーラム」に出席した後、30日の訪問となった。

別府さんは坂口博士の孫弟子で、直接その薫陶をうけた。「怖い先生だという人も多いが、最後の弟子は可愛がってもらった。先生にはやさしく勉強させてもらった」と振り返る。 

一行は、記念館の庭にある雪椿や楽縫庵も見学し、坂口博士が庵で文化人と心を通わせ交流した足跡にふれた。一行はこの後、坂口家の墓も訪ね、思い思いに手を合わせていた。

別府さんは「庵が出来た年に来た。その時、先生はお元気だった。東京の家にも何度も。97歳のときにもお邪魔した。本当に久し振り。あらためて感銘を深めている。きょうは良いお参りをさせて頂きありがたかった」と話した。 

※ご覧の記事の内容は2019年10月1日（火）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 10月1日 19:00～ 10月4日 19:00まで）