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新しい観光へバージョンアップ!「上越市観光交流ビジョン」検討会

2019年08月29日 11:21更新

上越市は、従来の発想にとらわれない上越らしい観光都市をめざそうと、有識者による検討委員会をたちあげ、27日はじめての会議を開いた。

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この会議は、来年度以降の観光振興計画を検討、策定する目的で開かれた。市では、これまでのような観光協会や観光事業者などが進める観光地づくりでは地域間競争やインバウンドなどに対応できないとみている。

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上越市によると、市の観光入込み客数は北陸新幹線が開業した平成27年は578万人でだったが、それから下がり続け、平成29年は494万人だった。また月別では4月の入込み客が一番多く、全体の約3割、次いで8月が2割となっている。上越市は、花見や海水浴などに頼る季節型観光が中心といえる。

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27日の会議では、観光誘致に対する市民アンケートの結果が紹介され、市民が地域の魅力や宝物に関心が薄いこと、観光を他人事とみる傾向があることが指摘された。市ではこうした状況が続くと、イベントや行事の質が下がり観光客の失望感を生む、経済効果もあがらない、いわゆるバッド・サイクルに陥るとみている。

うみがたりの職員は「地元の人にどこがおすすめかと聞くと、何もないと言った。歴史などおもしろいところがあるのに、なぜ地元の人は知らないのかと思った」と話した。

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この日は、観光客を増やすにはどうしたらよいかをテーマに、委員が意見を交わした。このうち、あるるんの杜の職員は「あるるん畑とあるるんの杜は元々、立地が離れていたため、商談でよい反応がなかった。しかし、あるるんの村で一体になったとき、商談では高評価を得た。そのことから、プレイヤー(観光の担い手)が主体的に地域全体をPRしてみたらどうか?」と。また、中郷区まちづくり振興会からは「地域には必ずキーマンになる人がいる。そういう人を巻き込んで、観光を発信していければよい」などといった意見が出た。

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この会議は今後3回開かれる。市では、その内容をもとに令和5年度までの観光振興計画として「上越市観光交流ビジョン」を年度内に策定する方針。


※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月28日 19:00~ 9月3日 19:00まで)

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