2019年08月23日 11:00更新
来年の東京オリンピック・パラリンピックにむけ、上越市で事前合宿するドイツチームをサポートしてもらおうと、今月から、ドイツ人の青年が上越市の国際交流員に任命された。きのう22日は、村山市長を訪ね、今後の活動について意見を交わした。
国際交流員に任命されたのは、ドイツのディーツ・ヤニックさん28歳。ディーツさんはドイツのハンブルグ大学で日本学などを学んだ。在学中には、大阪や神戸に留学にしている。
市は来年の東京オリンピック、パラリンピックにおいて、ドイツのホストタウンに登録されている。ディーツさんは、教育委員会のオリンピックパラリンピック推進室に所属し、合宿に訪れる選手のサポートや通訳などを行う。
ドイツ障害者スポーツ連盟との間で、来年の東京パラリンピックに出場するドイツ柔道チームが上越市で事前合宿を行うとする覚書を交わしたときにはドイツ柔道連盟委員長のとなりで通訳の仕事をおこなった。その時が初めての通訳だったというディーツさんは「緊張したが面白い体験でした」と振り返った。
村山市長は、「オリンピックを良い機会にドイツと交流を深めたいので力を貸してほしい」と期待していた。
ディーツさんは「オリンピック関係の仕事は特に頑張りたい。オリンピック後も上越とドイツの関係が続いてほしいので上越の人にドイツを、ドイツの人に上越を知ってもらえると嬉しい」と意気込んだ。
任期は来年8月4日までだが、その後の再任用もあるということ。
※ご覧の記事の内容は2019年8月23日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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