2019年08月21日 15:16更新
上越高校3年の宮澤祟紘さんが、先月佐賀県で行われた全国弁論大会で、最優秀賞を受賞した。県内では初めての快挙。その宮澤さんがきょう21日、上越市の村山市長をたずね、受賞を報告した。
宮澤さんは先月佐賀県で行われた全国高校総合文化祭の弁論部門に出場し、最高賞となる最優秀賞を受賞した。スピーチでは、宮澤さんたち高校生が上越妙高駅で開いたイベントを通じて学んだまちづくり活動のことを訴えた。「頭が真っ白になった、夢のようだった」と受賞時を振り返る宮澤さん。この大会に挑戦するまで人前で話すことは苦手だったという。「良い経験。今後の自分の成長の糧になると思う」と話した。
宮澤さんは、村山市長に受賞を報告し、大会の様子などを話した。実は、宮澤さんは、スピーチの中で市長からまちづくり活動についてアドバイスをもらい、背中を押してもらったエピソードを紹介している。村山市長は「あの時は穏やかで優しそうな印象があった。日本一とった今は顔つきも変わってきたね」と話した。これに対し「地域創生に関してアドバイスをもらった上越市に良い賞を持って帰って来ることができてうれしい」と返した。
さらに村山市長は「若者が一生懸命に町おこしに取り組む姿が伝わったのだと思う。これからの時代を担う若者としてどんどん成長してほしい」とエールを送っていた。
現在高校3年生の宮澤さんは大学進学のため一旦地元を離れる。しかし「地域を背負っていけるような責任感のあるリーダーシップを身に着けて地元に帰ってきたい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年8月21日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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