2019年08月20日 10:05更新
上越市牧区で2つの集落にある神社が17 日、牧区 切光(せっこう)地区の十二社(じゅうにしゃ)に合祀され、御神体を移す神事が行われた。
合祀されたのは吉坪地区の神明社(しんめいしゃ)と鷲尾地区の八幡社(はちまんしゃ)。
現在、どちらの集落も1世帯のみとなり管理が難しいことから、近くにある切光(せっこう)地区の十二社(じゅうにしゃ)に合祀されることになった。
宮司の高野美正さんは「どこの集落もそうだが、どんどん減っていくので…。(お参りに)来てもらうために近くの神社に合祀した」と話す。
この日は、宮司が、吉坪地区の神明社、続いて鷲尾地区の八幡社をまわり、それぞれのご神体を移す神事を行った。
最後に、切光地区の十二社に合祀となった。
切光地区は現在16世帯、氏子で一番若い人は50代ということ。
氏子は「ちょっと寂しい…。何年達者でいられるか分からないができる限り掃除している」と。かつては、夏になると境内で盆踊りが行われ、にぎやかだったという。「かつては朝まで(踊った)」「恋とかもあったろうね…。きょうはあそこの部落、きょうはここの部落せってね」「14日から8月いっぱい騒いでた、若い時ばか騒ぎした…」と思い出を語っていた。
宮司は「氏子さんたちとお守りしていきたいし、それもできない神社が出てきたらしめやかに、こういう形でみなさんが納得できるようにしたい」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2019年8月20日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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