2019年08月01日 17:48更新
上越市文化財調査審議会が1日に開かれ、上越市大町5丁目にある旧今井染物屋住宅を上越市の文化財に指定するよう答申した。
土蔵(正面扉)
答申されたのは旧今井染物屋住宅(主屋・土蔵 附土蔵覆屋)。指定の種類は有形文化財の建造物。旧今井染物屋住宅は19世紀中頃に建てられた、高田に現存する最古の町家建築のひとつ。棟が低く、屋根の傾斜が緩やか。「造り込み式」という雁木づくり。
建築当初の形態をよく残している建物で、保存状態もよく、上越市高田を代表する町家として価値が高いと判断された。
附土蔵覆屋
旧今井染物屋住宅は今月21日に開かれる教育委員会定例会で議決され、その後の告示をもって正式な指定となる。これにより上越市の指定文化財は322件になる見込み。
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