2019年07月19日 09:45更新
上越市歴史博物館の開館一周年記念 企画展「上越の寺社と徳川の城・高田」が7月20日(土)からはじまります。
江戸時代前半、高田城は広大な領地を支配する徳川の城でした。
東照大権現座像(天崇寺所蔵)
領主にとって、領内の寺院や神社は崇敬の対象であると同時に、一族の血統の象徴であり、また領地を支配するにあたって民心掌握の要でもありました。そのため、上越には、徳川一門であった松平忠輝、松平忠昌、松平光長らが寄進した道具類や古文書等を伝える寺社が多く残されています。
(左)勝(高田姫)所用芭蕉葵紋高蒔絵櫛 (右)松平忠輝制札
葵紋を散らした道具類、全国的にも数少ない徳川秀忠の肖像画、そして藩主自身や家老たちが寺社へ宛てた寄進状や禁制、書状の数々が伝来しています。
(左)伝徳川家家康筆三河万歳図 (右)善導大師前簾
今回の企画展ではこれらの資料を通じて、高田藩と徳川家のつながりを紹介します。また関連イベントとして7月20日(土)、8月3日(土)、8月25日(日)の午前10時~11時に「学芸員による展示解説会」が行われます。観覧料のみで参加費は無料、申し込み不要です。また市内の学校に通う小中学生は観覧料が無料です。
開館一周年記念企画展「上越の寺社と徳川の城・高田」
■日にち:7月20日(日)~10月20日(日)
■時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
■会場:上越市立歴史博物館
■観覧料:一般 500円(400円)、小中高生 250円(200円)
※( )の料金は20名以上の団体料金
■問合せ:℡025-524-3120
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