2019年06月20日 18:51更新

覚せい剤や大麻など薬物の乱用を無くそうと、上越市富岡の上越ショッピングセンターアコーレで指導員などによる呼び掛けが行なわれた。

この活動は薬物乱用防止強化月間として毎年この時期に行なわれている。この日は薬物乱用防止指導員や保健所職員、警察官などおよそ30人が買い物客に薬物使用の危険性を訴え、リーフレットを配った。

県によりますと、去年県内で覚醒剤や大麻などの薬物使用で検挙されたのは159人で、前の年より28人増えている。

中でも一番多かったのが覚醒剤の90人で、その6割近く、53人が再犯だった。また覚醒剤に次いで多いのが大麻の使用で、59人が検挙された。前の年より18人多く、全体の7割は初犯だった。特に若者での乱用が広がっているという。

保健所や警察などは今後の取り締まり、監視指導を強化し、さらに広報活動を積極的に行なっていく方針。

上越保健所医薬予防課の浅井正子課長は「若者が薬物を手に入れやすい環境になっている。薬物は使用者の健康だけでなく家族の人生も狂わせる。そんな道を歩まないようにしてほしい。」と話した。

※ご覧の記事の内容は2019年6月20日（木）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 6月20日 19:00～ 6月27日 19:00まで）