2017年03月14日 15:15更新
北陸新幹線上越妙高駅が開業してから、きょう14日で2年が経過した。ホテルの建設が決まるなど駅周辺整備は少しずつ動き始めており、来年の春以降に大きく景色が変わる見通し。
(青:既存施設 赤:建設予定)
西口・東口にはともにビジネスホテルが建設される。西口には14階建ての「東横イン」、東口には10階建ての「APAホテル」が建設されることになっている。いずれも来月に工事が始まる予定で、来年4月に完成する見通し。
駅周辺の土地に企業などの誘致を進めている協議会によると、客室は2つのホテルを合わせて400室。宿泊施設ができることで周辺の開発が進むとみられている。ホテルの建設が決まってからは協議会への問い合わせがこれまでの2倍に増えたという。
さらに西口には現在、工事が進められている温浴施設と3階建ての商業施設が、早ければ来年5月にオープンする予定だ。さらに5階建てのオフィスビルの建設も計画されている。
(西口 温浴施設 建設予定地)
(西口 複合商業施設 建設予定地)
(提供:飛田テック 西口 5階建てのオフィスビル)
また東口にはレンタカーの営業所ができる他、飲食店などの建設も検討されている。
(東口:レンタカー営業所 建設予定地)
駅周辺の土地は、全体の75%がすでに利用が決まっているもの、また検討中だという。協議会では「これまでは問い合わせがあっても様子見の状態が続いていたが、ホテルができることで業者が行動する時期にきた。出店は今後加速するのでは」とみている。
※2017年3月14日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~