2019年05月22日 14:00更新
ICT技術を活用した地域づくりに取り組むNPO法人「上越地域活性化機構(Oraja)」の総会が21日開かれ、上越市の野澤朗教育長が講演した。上越地域活性化機構は企業や教育機関、自治体をICT技術で結び、活力のある地域づくりをめざすNPO法人。総会では会員30人ほどが集まり、上越市の野澤朗教育長を招いて、これからの教育にICT技術をどう役立てるか聞いた。その中で野澤教育長は近い将来、AI搭載のロボットによって人間の仕事が激減すること。なかでも一般事務員などホワイトカラーと呼ばれる職種がなくなる可能性を示唆。その上で今後は、システムエンジニアやプログラマーが不足するとして、国が学習指導要領でコンピュータを使った学習を推進していることを紹介した。野澤教育長は「皆さんの職種こそ“地域”で暮らすことが可能。地場でこの産業が太くなり、学校と結びついて、子どもたちに職業意識を植え付けてほしい」と上越地域活性化機構のメンバーに実際に学校に来てプログラミング授業の実践を要望した。また総会では今年度の事業計画や役員の改選などを審議し、新理事長には株式会社ジェイテック(上越市中田原)の德道茂さんが就任した。德道新理事長は「私たちの団体こそプログラミング教育に結びつく。これから教育委員会と連携・協力して上越市版のあり方を検討していきたい」と意気込みを語った。
※ご覧の記事の内容は2019年5月22日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日5月22日 19:00~28日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.