2019年03月18日 22:36更新
インバウンド・キャッシュレス対策で消費拡大へ
妙高版DMOの妙高ツーリズムマネジメントは、「温泉総選挙」を運営するジャパンデザインと、キャッシュレスシステムを展開しているプットメニューと連携し、妙高の飲食店や宿泊施設などでのキャッシュレス化を推進していくことを発表した。
妙高市赤倉を訪れる外国人旅行者
妙高ツーリズムマネジメントでは、観光事業者など様々な業種との連携により、街全体で観光活性化を図っている。そんな中、年々増える外国人観光客へのキャッシュレス対策が大きな課題となっていた。そこでスマートフォンを使い、注文と支払いができるシステム「Putmenu(プットメニュー)」を導入していくことになった。
Putmenuのデモンストレーション動画
プットメニューは世界12言語に対応している。システムの導入により、インバウンド対策とキャッシュレス対策の解決が可能となる。
例えば、スキー場で導入した場合、リフト券、レンタル、飲食店等すべての消費に対し現金を持ち歩くことなく体験を提供できるようになる。また宿泊施設や飲食店では訪日客のアレルギーやハラルなどに対し、情報を正確に提供できるようになるという。
妙高ツーリズムマネジメントでは現在、システムを導入する施設や店を募集しており、土産物店や飲食店では順次導入を予定している。スキー場では来シーズンの本格導入を目指している。
関係者は「冬はインバウンドが増えている。外国人はキャッシュレスが当たり前になってきているので、プットメニューを導入して受け入れ態勢を整え、さらなる観光促進をしていきたい」と話している。
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