2019年02月15日 07:00更新
江戸時代の参勤交代のルートを石川県の高校生が歩くプロジェクト「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく」がこの夏行われる。そのルートの一部が上越市を通ることから、市民グループが高校生と一緒に歩く参加者を募集している。
このプロジェクトは、石川県立加賀成城高校の生徒たちが地元・加州大聖寺藩の参勤交代を再現して歩くもの。行程は540km、東京・日本橋を出発し加賀市までの1都6県、旧中山道、北國街道、北陸街道をたどる。
加賀成城高校は夜間定時制で、生徒の多くが不登校や全日制高校の中退者ということ。プロジェクトは生徒たちの発案ではじまり、その前向きな思いを実現させようと校長や高校のOBが支援している。
行程は7月29日から8月11日までの13泊14日、そのうち上越市では8月4日と5日の2日間歩く予定。これをうけて市民有志による支援実行委員会がたちあがり、沿道での応援や歩行への参加を呼び掛けている。
行程は2区間。2日は江戸時代に松崎・二本木宿があったとされる妙高はねうまライン二本木駅前から高田宿があった上越市本町7丁目、ジョーセン駐車場までの16.5km。5日はおなじくジョーセン駐車場から名立宿があったうみてらす名立までの22.9km。
上越観光協会 永見完治会長は「自分たちの街に目を向けたり思いをよせたりすることが大事。仲間になっていただけると幸いです」と話した。
参加費は1人2000円。2区間両方でなく1区間のみの参加もできるということ。詳しくは上越観光案内協会まで。
上越観光案内協会
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