2019年01月31日 12:58更新

上越市立谷浜小学校の児童が、30日、地域に古くから伝わる芸能、里神楽を披露し、会場を大いに盛り上げた。

里神楽を披露したのは6年生14人。会場には、全校児童だけでなく地区の住民をはじめ、となりの潮陵中学校の生徒も加わり、約130人が児童の舞を楽しんだ。

里神楽は、五穀豊穣を願い桑取・谷浜地区の神社で奉納される伝統芸能だ。6年生は地域学習として昨年11月から地元神社の宮司から手ほどきをうけ、舞を練習してきた。

30日は、児童たちが、本格的な装束を身につけて、天岩戸など神話を題材にした6つの演目を舞った。 

演目の最後は、「海幸」。豊漁の神、恵比寿様がユーモラスなしぐさで観客から様々なものを釣り上げると、会場が一体となり、笑いが響き渡った。

指導に当たった宮司の岩片克己さんは「固さが取れて自分の動作で待ってくれた。上出来」と褒めたたえた。

児童の古川楓さんは「舞は細かな動作があり難しい。息を合わせて舞うことができた」。同じく児童の板垣倖哉さんは「里神楽は谷浜・桑取の大切な文化。これからも舞いたい」と話していた。

谷浜小学校の瀧口寿美子校長は、「里神楽を見た下級生もやってみたいと思うのではないか。希望があれば来年以降も続けたい」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2019年1月31日（木）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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