2016年10月25日 17:11更新
10月16日の新潟県知事選挙で当選した米山隆一 新知事が25日県庁に初登庁した。米山知事は職員を前にあいさつし「不幸を減らし幸福に感じてもらえる県をつくっていきたい」と意気込みを語った。
午前9時30分、米山知事が初登庁し県民や県の職員合わせて500人に出迎えられた後、あいさつした米山知事は「人の役に立つ仕事ができる喜びを共有する4年にしたい。不幸を減らし幸福に感じてもらえる県をつくっていきたい」と述べ、職員と一丸になって県政を進める姿勢を示した。
このあと記者会見で、知事は「技術委員会で徹底的な検証を進め終わるまでは、再稼働の議論できない。県民の命と暮らしが守られない現状において再稼働は認められない」と改めて強調した。
このほか人口減少に歯止めをかけるため、子育て支援や雇用対策を進めて、子どもを産みやすい環境を整えること。各市町村から要望を聞いたり伝えたりすることで関係を深めていきたいとし「いい4年間と思ってもらえるように覚悟を決めて、全力でやる」と決意を語った。