2019年01月17日 08:50更新
上越市吉川区の小浜屋菓子店で小正月の縁起物「ちんころ」の販売が始まっている。
上越市吉川区原之町にある小浜屋菓子店では、毎年この時期、ちんころを作って販売している。ちんころは、干支などの動物をかたどった小正月の縁起物。店内にはイヌ、トリ、ウサギなど6種類が並んでいる。
これは今年の干支イノシシ。お客からのリクエストで、今年初めて作ったという。
ちんころづくりは、食紅などで色を付けた上新粉を使って、動物の形に仕上げる。それを5分ほど蒸すと出来上がり。うちわであおぐとツヤが出て見栄えが良くなる。ちんころは4代目店主の中村崇さんと妻の美津江さん、母の昭子さんの3人で作っている。店主の中村崇さんはちんころづくりのポイントを「かわいらしくイノシシを作るようにしている」と話した。
ちんころは縁起物で、五穀豊穣や安産の願いが込められている。毎年この時期を楽しみに買って家に飾る人が多いという。ちんころを買いに訪れたお客は「かわいい。商売をしているので玄関に飾って福を願っている」と話した。
店主の中村崇さんは「細かくひび割れするのが縁起が良いといわれているが、少しでも長く飾っていただければありがたい」と語った。
小浜屋菓子店のちんころは今月いっぱいの販売で、6個入り1,000円。事前に電話予約してほしいという。
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