2018年12月10日 17:23更新
スキーシーズンを前に10日、妙高市の杉ノ原スキー場でゴンドラリフトからの救助訓練が行われた。
訓練は、ゴンドラリフトがスキー客2人を乗せたまま止まった想定で行われた。ゴンドラの高さは10m。救助は、はじめに近くの支柱からワイヤー伝いにロープをゴンドラまで移動させ、そのロープを使ってスタッフがゴンドラの屋根にあがる。
救助を待っていた人は、スタッフから安全ベルトを受け取ったあと、救出用ロープを使ってゆっくりと地上に下りた。そのあいだ、スタッフは救助される人が不安にならないよう声をかけ続けていた。訓練では、10分ほどで2人を無事に救出した。
杉ノ原スキー場のゴンドラリフトは、長さが約3㎞、8人乗りのゴンドラを最大で38台稼働させることが可能。スキー場では営業中は常に救助隊が7班待機していて万一のときに備えている。また、ゴンドラの中には無線機があり、緊急時には運転室と通話できるほか、外国語が話せるスタッフも常駐し、インバウンドの客にしっかり対応できるという。スキー場の今井勇さんは「安全には万全を期している。安心して、お越しください」とPRしていた。
なお、杉ノ原スキー場では、ゴンドラリフトがとまってスキー客が救出された事故はこれまで発生していないという。
※ご覧の記事の内容は2018年12月10日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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