2018年11月29日 17:34更新
レルヒ少佐が日本に紹介したスキーを広く市民に広めた功労者、旧陸軍第13師団長長岡外史の遺品がこのほど、上越市に寄贈され、日本スキー発祥記念館に展示されている。
これが今回寄贈された遺品、外史の胸像、デスマスク、肖像画など9点。
胸像は昭和4年に彫刻家、横江嘉純が作ったもの。市にはこれまで頭部の像はあったが、胸像はこれが初めて。
寄贈したのは、東京在住で外史のひ孫にあたる長岡由木彦さん。由木彦さんは、5年前父親が亡くなったあと、自宅で外史の遺品を見つけゆかりのある上越市に11月16日に寄贈。
外史は今から108年前の明治43年、旧陸軍第13師団長として高田に赴任。その翌年、旧オーストリア・ハンガリー帝国の軍人で、レルヒ少佐が高田にスキーを伝えた。外史はスキーを軍隊に導入しただけでなく、市民に向けて新聞や雑誌で宣伝したり、講習会を開くなどスキーの普及に尽力した。
外史の遺品はスキー発祥記念館の2階に常設展示されている。
※ご覧の記事の内容は2018年11月29日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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