2018年11月21日 15:39更新
森づくりは重要なミッション!
上越市の田中産業がこのほど、環境と社会に役立つ活動に贈られる環境省の「グッドライフアワード環境大臣賞」を受賞し、21日に村山市長に報告した。
環境省が主催するグッドライフアワードには今年、169件の応募があった。このうち、田中産業の『建設・運送会社が里山再生に挑戦する「100年の森づくり」』が企業部門で評価され、環境大臣賞を受賞した。
「100年の森づくり」は、8年前の平成22年から上越市板倉区吉増にある田中産業の砕石場、120ヘクタールで進められてきた。50年ほど前にはじまった砂利の採取場で、森林の再生を中心に、100年後の環境を見据えて、地形の修復にも取り組んでいる。
森の再生では、その土地に合った樹木を選び、これまでにオオヤマザクラやケヤキなど2万4,000本を植樹している。今回の受賞では、森づくりが広範囲で長期間行われていること、さらに次世代へつなぐ視点などが評価された。
きょうは、田中産業の社員5人が村山市長を訪れ、受賞を報告した。市長は「これまで並々ならぬ苦労があったことと思う。受賞によって、ここが環境問題に関心のある地域だと全国に広まる。大変喜ばしいことです」と讃えた。
これをうけて、田中産業田中正輝 代表取締役専務は「100年後、今の従業員は誰もいないが、取り組みが後世に残るよう続けていきたい」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2018年11月21日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間21日19:00~28日19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.