2018年11月01日 11:52更新
あさって3日、上越市寺町の浄興寺で恒例の大根焚きが行われる。きのうは、本番にむけて地元住民や上越高校の生徒が大根に焼き印を押すなど着々と準備を進めていた。
準備をしたのは、上越市寺町2丁目の住民などでつくる「浄興寺大門通りまちづくり協議会」のメンバーと上越高校の生徒。
浄興寺の大根焚きは、親鸞聖人が高田を訪れた時に地元住民が大根を焚いて振る舞ったことに由来している。
数百年の間途絶えていたが、協議会が地域を盛り上げようと13年前に復活させ、今では、秋の風物詩になっている。
準備は、きのうから始まり皮むきや面取りをした約400食分の大根に生徒が一つ一つ焼き印を付けていた。焼き印は、浄興寺の「浄」の文字で生徒は、大根の真ん中をねらって慎重に作業していた。
参加した生徒は「焼きむらができてしまい、思っていたよりも力加減が難しい。真心を込めて大根に焼印を付けている。もっと美味しくなればと思う」と話した。
浄興寺大門通りまちづくり協議会の水澤会長は「美味しさの秘訣は一つ一つ手作りしていること。手伝ってもらい大変ありがたい。今年はすでに前売券200枚以上が売れている。浄興寺の“浄”の字には“清い”という意味も含まれる。気持ちもスッキリ、楽しく食べてもらえれば」と話した。
大根焚きは、あさって3日、大根に厚揚げ、おにぎりなどをつけて1セット500円で販売される。
※ご覧の記事の内容は2018年11月1日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回放送18:30~
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