2018年10月18日 16:00更新
障がいのある人の雇用を支援する就職面接会が18日、上越市福祉交流プラザで開かれた。
参加したのはハローワーク上越所管内の29の企業と障がいのある求職者97人。面接会は企業と求職者の出会いの場を設けることで、雇用を増やそうとハローワーク上越が開いた。
今回は去年と比べて参加企業が4社増え、求職者は同人数だった。参加した求職者はひとつひとつのブースを回り、採用条件を確かめたり、自己PRしていた。ハローワーク上越の金子所長は「お互い直接話して理解の下で就職してほしい」と話す。
ハローワーク上越によると、上越所管内での障がい者の雇用状況は、企業数151社で、平成25年度が345人だったのに対し、昨年度は451.5人に増加。これを実雇用率でみると 1.51%から2.03%に上がっている。
しかし、国は今年4月、民間企業での法定雇用率を2.2%に引き上げていて、上越管内の雇用率はそれより低い値となっている。ハローワーク上越では、 年々障がい者の受け入れに対する企業の理解が高まり、それに合わせて求職者の意欲も高まっている。金子所長は「障がい者への配慮を理解してもらい国や県の支援制度を使って着実に雇用につなげることが大事」と話す。
就職面接会は年明けにもう1回開かれる予定。
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