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新酒の便り!武蔵野酒造で恒例の”杉玉作り”

2018年09月12日 17:35更新

上越市西城町にある武蔵野酒造で、毎年恒例の“杉玉作り”が12日におこなわれた。

俯瞰

杉玉とは杉の葉を集めて球状にしたもので、酒林(さかばやし)とも呼ばれている。本来、造り酒屋などの軒下に吊るし、新酒が出来たことを知らせたり、酒の神様に感謝を捧げるものといわれている。武蔵野酒造では特別本醸造 スキー正宗「入魂」の出荷に合わせて、毎年この時期に杉玉作りを開催している。入魂を取り扱う酒販店の軒先につるしてもらい、新酒入荷のPRに使ってもらうのがねらい。

芯

今年参加したのは、入魂を取り扱っている上越市内の9件の酒販店。参加者は、あらかじめ竹で編まれた杉玉の芯に、隙間なく杉の枝を挿し込み、球状になるようにカットしていった。

作業中

武蔵野酒造の敷地にある杉を使用

カットの様子

参加者は「いかに完成をイメージしながら枝を挿せるかがポイント」「吊るす紐を基準に重心が真っ直ぐなるようにカットするのが難しい」と話しながら、丁寧に作業を進めていた。完成した杉玉は各店舗に吊るされることになっている。

切る前

カット前

切った後

カット後

武蔵野酒造は「杉玉をみて、新酒の季節がやってきたなと感じてほしい。我々は飲み飽きないお酒造りを目指している。ぜひ晩酌のお供に多くの方に入魂を飲んでもらえたら」と話している。

入魂は今月21日に720mlを300本、1,800mlを400本出荷する予定。下記店舗で順次販売される。

商品カット

特別本醸造 スキー正宗 入魂
720ml 1,000円/1800ml 1,900円(いずれも税別)

【販売店舗】
東屋酒店/いいだ/木村酒専/酒のおおやま/酒のほんだ/酒の店いしかわ/立原酒店/中島酒店/ほていや酒店/増井酒店/松嶋酒店/モンマートひらばやし/八木酒舗/横川酒店

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