2018年08月06日 15:03更新
上越地方に住む70代の女性が、特殊詐欺被害にあい、現金5,800万円をだまし取られていたことがわかった。
妙高警察署によると、今年2月上旬ころから女性宅に「国民生活センター」や「金融庁」「商品販売会社」の職員と名乗る男から電話があったという。「あたなの個人番号は〇〇です」「あなたの代わりに会員になるので、番号を教えてほしい」「代理をしてくれた人があなたの番号を使って2,000万円分の商品券を買った」「あなたが弁償しなければならない」「個人番号を他人に教えたことは犯罪になる」など、現金を要求されたという。女性は6月21日までの間に5回にわたり、自宅付近へ現金を受け取りに来た男に、合計5,800万円を手渡したという。
女性は7月11日に警察に相談し、だまされていたことに気付いたという。
妙高警察署は6日、特殊詐欺被害の届出を受理し、捜査を進めている。
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