2018年07月03日 16:22更新
ペットボトルで今年も豊作だ~!
毎年8月に行われる越後よしかわやったれ祭りの名物“稲穂竿灯”を3日、吉川小学校の児童が制作した。
越後よしかわやったれ祭り(2016年8月撮影)
越後よしかわやったれ祭りは五穀豊穣を祈り、稲穂をイメージした手作りの竿灯が名物だ。竿灯は長さ約4mの竹にペットボトルを5つ付け、中にろうそくを灯すことで黄金色の稲穂を表現する。
3日、吉川小学校6年生35人が、祭りの実行委員会に作り方を教わりながら1人1本ずつ制作した。祭りの実行委員会 髙橋孝一 委員長は「竿灯づくりを通して、祭りの意味『チャレンジすること』を楽しみに祭り当日を迎えてもらいたい」と子どもたちが参加する意図を話す。
児童はペットボトルに願い事をイラストで描いたあと、竹に結びつけて完成する。
パラグライダーを描いたイラスト
男子児童は「(自分がつくった竿灯が)飾られてうれしい。米・日本酒・パラグライダーを描いた。新潟のことを知ってもらいたいという思いでつくった」と。また、女子児童は「最初は簡単そうと思ったが、(実際は)結構難しかったので、最後は感動した」と話している。
祭り本番での竿灯は全部で400本、灯りは2,000灯になる。児童が作った竿灯は原ノ町商店街のメインステージに飾られる。髙橋 実行委員長は「子どもたちの思いの灯。幻想的で未来が明るいというような会場になるので、足を運んでもらいたい」と話している。
今年の越後よしかわやったれ祭りは8月4日(土)に開催される。
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