2018年05月31日 17:30更新
直江津五智地区の活性化に役立ててほしいと第四銀行とスーパーマーケットのイチコがこのほど私募債を活用して上越市に寄付を行い、31日に贈呈式が行われた。
今回の寄付は第四銀行の金融商品のひとつ「地方創生私募債」を活用したもの。この仕組みはイチコが発行した「私募債」を第四銀行が買い取り、イチコが経営資金を調達。その際、発生した手数料の一部をイチコ・第四銀行が共同で寄付するもの。
上越地域の企業が第四銀行の地方創生私募債を活用して上越市に寄付をしたのは総合福祉サービスのリボーンに続いて今回が2例目。
イチコは今年4月、五智地区に直江津西店をオープンしていることから、「地方創生私募債」を使って五智地区の活性化に手数料を役立ててほしいと市に要望。
具体的な寄付額は公表されなかったが、上越市では寄付を五智公園の整備にあてることにし、今年度は青少年文化センター跡地での駐車場整備や遊具などの更新に活用する方針。第四銀行高田営業部の新藤博営業部長とイチコの竹内一夫社長が上越市に目録を手渡し、市の市川公男都市整備部長が感謝状を2人に手渡した。竹内社長は「地元の皆さんに有効に使ってもらいたい。水族館もオープンするので、連携して五智公園も良い形で整備が進んでほしい」と話していた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.